みなさん、こんにちは!
今回は、今年度入社した新人から、稲刈り研修レポートが届いています。
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先日、JA庄内みどりにて稲刈り研修を行いました。
5月にも田植えでお世話になった農事組合法人ファーム北平田に
稲刈りを教えて頂きました。

5月の田植え研修では、1面終えるのに1時間近く要していましたが、
稲刈りはコンバインの機能性が高いこともあり1面あたりを、30分ほどで刈り終えていました。
基本的に1日6~7面を刈るとのことです
手刈りも体験させていただきました。
コンバインのない時代は全て手刈りで行っていたそうですが、
かがんだ姿勢を長時間維持するのは相当な負担だったと思います。

現地の方は昔の手刈りと比べると本当に楽になったとおっしゃっていました。
課題は多くあると思いますが、
ますます機械化が進むことで生産者の負担が軽くなり
農業離れを少なからず抑えられる可能性を感じました。
また、収穫した籾(60a分)を乾燥機に入れる作業も見学させて頂きました。
コンバインで収穫した籾は、平均24%程度の水分が含まれており、
14.5%程度まで乾燥させるとのことです。
乾燥不足は変質、過乾燥は胴割の原因となるため加減が難しいということを教えて頂きました。

田植え・稲刈りと経験させて頂いたことで、
いかに良品質で美味しいお米を生産することが難しく大変であるか、分かりました。
「生産者の方が大切に丹精込めて作って下さったお米を消費者に届ける」という
重要な役割を担っていることを再認識し、
この使命を責任をもって果たしていかなければならないと強く思いました。
2日目は前日夜から降り続いた雨の影響で稲刈りは行えず、、
まずは、ファーム北平田のトマトハウスを見学させていただきました。

アイメック農法で育てられたトマトは
糖度が高くて美味しく、また皮が厚いため保存がきくそうです
次に酒田市の観光名所である山居倉庫にある庄内米歴史資料館を訪れました。
稲作の歴史や生産~保管~流通の過程がよく分かる展示物、
例えば実際に使用されていた道具や、当時の農家の方々の作業風景を模した人形などが展示されており、
米の生産の歴史について深く学ぶことができました

現場で田植えと稲刈りを経験し、
現地の方と交流できたことは、今後の財産になると感じております。
JA庄内みどり、ファーム北平田の皆様、ありがとうございました。
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新人社員のみなさん、ありがとうございました!
5月の田植え研修に引き続き稲刈りまでご協力頂きましたJA庄内みどり、ファーム北平田の皆様にも重ねて御礼申し上げます。
今後の仕事内容にも深く関わってくる実りある研修だったと思います!
実りの秋、貪欲に頑張っていきましょう!