今年のオウトオブキッザニアも、いよいよ最終回を迎え、その第4回目を先日14日(土)に開催しました
前回は、キッズ社員たちが初めて鍬を持ち、兵庫県産コシヒカリを刈り入れ、「みんなをおもってつくった、みおつ米」というすてきな商品名と激論を交わしたパッケージ作りをしました。
今回は、「みおつ米」の商品化に向けて玄米を搗精(とうせい=精米)し、袋詰め!
どんな商品が完成するのでしょうか?
10月14日(土)、朝8時。
キッズ社員たちは、眠い目をこすりながら続々と集合します。
バスに乗り込み、神明きっちん西宮浜工場へ!
朝早くから、大きなトラックが出入りしています!
実はこの工場、年中無休で全国のみなさんにお米を届けているんです。
まずは、玄米の状態と等級を確認します。
神明・品質管理の先輩社員「ハカセ」の話に皆興味津々です・・・
専門用語を習い、精米工程を教えてもらいます。
サンプル写真と見比べて、
早速、白衣に着替え、工場に運び込まれた玄米を張り込み口へ投入します。
ここから投入された玄米は、それぞれの品種が混ざらないように厳しく管理され、商品になってトラックへ積み込まれるまで一本道をたどります!
ザーーッと一気に吸い込まれていく様子に歓声が沸きます!
搗精室では、先ほど確認した被害を受けたコメを機械で選別したり、異物を除去したりします。
神明きっちんでは、光学式選別機でコメを一粒ずつカメラで確認し、異物などがあれば流れ落ちるコメを空気で吹き飛ばして選別しています。
ハカセの説明にキッズ社員たちは、「ドラえもんの秘密道具みたいだ!」と盛り上がっていました。
次は、「みおつ米」のサンプルを持って品質管理棟へ移動。
玄米と白米の水分量と白度をそれぞれ調べます。
細かい段階で検査をする事で、コメに問題があった場合、より早い発見ができるんですね
水分量が多すぎればカビやすくなり、白度が高すぎると搗精で削りすぎだと分かります
商品名にもなった「みんなをおもってつくった、みおつ米」
手に取るお客様に、キッズ社員の気持ちが届くよう、メッセージカードを作成します。
完成品が早く見たい!…けどその前に、
一足先にお昼ご飯に「みおつ米」を頂きました!
いよいよ袋詰め作業に移ります。
「みおつ米」は神明の「パキッと」になりました!
キッズ社員は黙々と作業を続けます……
イメージした通りのパッケージに仕上がり、封された商品がどんどん台車に積み上がっていき、あっという間に100袋以上が完成しました!
「みおつ米」完成!
見事、完売いたしました!
工場を出た頃には、すっかり辺りは暗くなっていました。
全4回の通年プログラムに参加し、田植え・稲刈り・商品化まで一致団結して全力で取り組んだキッズ社員たち。
農業体験や品質検査、商品化など様々な過程を通して、コメをより身近な存在に感じてくれたようです
私たち先輩社員も、キッズ社員の素直な質問に感心させられたり、笑顔で楽しそうに取り組む姿に元気をもらいました!
半年間のアウトオブキッザニア、今回も無事最終回を迎えられました。
ご協力いただいた皆様、キッズ社員のご家族様、社員の皆様、本当にありがとうございました。